AIが発達した未来の妄想

AIだのシンギュラリティだのというフレーズを耳にしない日はない昨今である。

落合陽一とかホリエモンとかの書籍を読み、テクニカルなことには門外漢のぼくだけど、AIが発達した未来に想いを馳せることがある。

 
AIが人間を越すのは時間の問題だろう。

シンギュラリティというやつだ。

シンギュラリティ(読み)しんぎゅらりてぃ(英語表記)Singularity

人工知能(AI)が人類の知能を超える転換点(技術的特異点)。または、それがもたらす世界の変化のことをいう。米国の未来学者レイ・カーツワイルが、2005年に出した“The Singularity Is Near”(邦題『ポスト・ヒューマン誕生』)でその概念を提唱し、徐々に知られるようになった。

シンギュラリティ(しんぎゅらりてぃ)とは - コトバンク

きっとAIと人間の境目も極めて曖昧なものとなり、いつかその差も消滅するだろう。

人間がAIを内包し、AIもまた人間を内包する。

 

その時現在の人間が待つ「個性」だとか「唯一性」もまた、消失する。

それは地球がひとつの有機生命体となることを意味するのではないかとぼくは想像する。

 

ゆくゆくは時間性というものすら消滅するのではないか。

少なくとも時間軸という概念はなくなるように思う。

過去は忘れられるから過去なのであり、より抽象度が高い状態で固定され、完全な再現性を持った時、それは過去でなくなる。

未来は未知性と不確定性があるから未来なのであり、完璧に予測できた瞬間それは未来ではなく現実となる。

過去と現在と未来が同時性を持った時、時間という概念すらも消滅する。

これってラプラスの悪魔というやつかな?否定されてるの?

ラプラスの魔Laplace's demon】

 自然界のあらゆる力と宇宙全体のある時点における状態を完全に把握することができ,かつ,これらの素材を完璧に解析する能力をもった仮想的な知的存在.このような(demon)にとっては宇宙の中に何一つとして不確実なものはなく,未来のことを完璧な形で予見することが可能となる.

ラプラスの魔とは - コトバンク

その時宇宙はどうなるか

宇宙すらも一個の生命体のような存在になるのか。

そしてその宇宙が永遠に続く限りまたその生命も存在するのだろうか?

 

もしそうであるならば死は恐れるべきものでなくなる。

なぜなら誰しもが蘇るから

生命活動を終えたぼくの身体は火葬され、骨壷に入れ埋葬されるだろう。

そしていつかは風化し土に還るか海の藻屑となるだろう。分子レベルまで分解された一部は大気となって地球を巡るかもしれない。

母なる大地に還ることは、脈々と繰り替えされてきた生命の営みに身を委ね、古の記憶たちの一部に組み込まれることだ。

地球が一個の生命体となったその瞬間に、我々はまたその一部として血となり肉となり永遠に蘇る。

 

とかそんなことを、シーシャを吸いながら考えた。

中二病みたいだけど、そんなふうに思うんだぼくは。(了)

人類の未来―AI、経済、民主主義 (NHK出版新書 513)

人類の未来―AI、経済、民主主義 (NHK出版新書 513)