ここからはじまる

何かがはじまる

夢をかなえるゾウを読んだゾウ

今さらながら読んでみました『夢をかなえるゾウ』。
ここ数年出版された自己啓発本の中でもダントツに有名だよね。
ぼくは本を読むのは好きだけど、小説や新書がもっぱらで、自己啓発本にはあまり手を出してこなかった。
なんだか胡散臭いというか手を出したら負けな気がして(笑)
そんな変な意地を張っていたぼくだけど、Kindleのプライム会員月1冊無料特典の書籍のラインナップに本書を見つけ、せっかくなので読んでみた。
で、感想なんだけど、うん、読んでよかった。
平凡でちょっとヘタレな主人公の男が、象の姿をしたガネーシャという神様の指南を得て成長していく物語なんだけれど、そんな主人公の姿に気づいたら自己投影していた。
真新しいことはほとんど書かれていなかったし、これといった教訓が得られたわけじゃない。
ただとてもうなずける一文に出会えたのだ。
生き方は自由だ。最低限の収入を得て、あとは好きなことやって幸せそうにしている人たちも知っている。世界中を旅行しながら生活している人もいるだろう。  でも、僕は成功したいと思った。  それは、たぶん、大きな夢を持って、それに向かって生きるのが、楽しいからだ。お金持ちになったり、有名になったり、自分にしかできない大きな仕事ができたらって想像すると、やっぱりワクワクするし、おおお! って興奮するし、できることならずっとそんなことを考えて生きてたい。そして可能であればそれを現実にしてみたい。実現してしまったら、もしかしたらどうでもよくなるかもしれないけど、それでも、一度はそんな状態を味わってみたい。せっかく生まれてきたんだから、他の人はどうか知らないけど、僕は精一杯、自分の可能性を確かめてみたい。
そうだそうだと深くうなずいだ。
自分がここ最近考えていたことを実に素直に文章にしてくれてある。
どういうふうにも生きていけるこの世の中、そして今のぼくの環境。
恵まれていると思う。
もちろん感謝している。
だからこそ自分自身の可能性を試してみたいじゃないか。
体当たりでぶつかってみたいじゃないか、せっかくだから。
人間どうせ死ぬのだから。
しょせんぼくはちっぽけで取るに足らないちっぽけな人間なのだから。
精一杯生きてみようじゃないか。(了)