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ぼくはラーメンが好きじゃない

日本てつくづくラーメン大国だなと思う。
TVで雑誌で昨今はWebメディアでも、日夜ラーメン特集が組まれている。
グルメ漫画でもラーメンは一大トピックだ。
そんな世間の雰囲気に真っ向からぶつかりかねないのだが、ぼくはラーメンがそこまで好きじゃない。
いや、嫌いではないのだ。
好きか嫌いかの二択で聞かれたら「好き」と答える。
が、好んで食べるかというとそうでもない。
外食でラーメン屋を選ぶのは年に数回程度だ。
学生時代は飲み会終わりに付き合いで〆のラーメンに食べにいったりもしたが、今やそんな機会もめっきり減ってしまった。
なぜだろう。
半ば食わず嫌いであることは否めない。

しいて理由をあげるならば、食べごたえがないからのように思う。
なんというか、ラーメンを食べただけでは食事が完結した気がしないのだ。
つるつるしてのどごしがよくスルッと食べられてしまって、イマイチ物足りない、張り合いがない。
かといってラーメンとご飯、ラーメンと炒飯とを組み合わせて食べるのもどうもしっくり来ない。
どちらにも“感情移入”ができない。
ラーメンと半炒飯て、ゲスな言い方をするならば、60点の女の子ふたりを一度に相手しているような気分になるのだ。
だったらぼくは80点以上の女の子ひとりとデートがしたい。
いやあ非道い例えだ我ながら…。
じゃあ二郎系ラーメンはどうかというと、なぜかそういう気持ちにもなれず。
というわけでついつい外食にはご飯系を選んでしまうぼくである。
あ、白米が大好きなのもあるな、そもそも。
歳を重ねて胃袋の指向がもうちっと量から質へシフトしたら、あるいは変わってくるのかね。(了)

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