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筋トレマシンのおもり問題

ぼくはこの3月からジムに通いはじめた。
三日坊主になるんじゃないかと自分で恐れていたが、なんとか週3くらいのペースでつづけられている。

ジムでトレーニングする中で気になったことがある。
トレーニングマシン使用後のおもりの位置だ。

ジムに一度でも通ったことがある人間であれば容易にイメージできると思うが、筋トレのコーナーは大きくふたつに分けられる。
筋トレマシンのコーナーとフリーウェイトのコーナーだ。

ぼくが今回気になったのはマシンの方。

マシンを使うにあたって、各々の体格に合った位置にレバーやシートをセットする。
おもりもそれぞれの筋力に合わせて適正な重さにセットする。
問題は使用後だ。
レバーやシート、おもりに定位置はあるのだろうか?
マシンのレバーやシートには、往々にして位置をあらわす目盛りがついている。
おもりはピンで固定するタイプが多く、一番軽くすれば2kgくらいにセットできるし、なんならピンを抜いてさえしまえばおもりなしにもできる。
ジムについて書かれたブログ記事やヤフー知恵袋2ちゃんねるのまとめ記事を見ると「マシン使用後はおもりのピンを一番軽いところに戻すか、抜き取っておもりの上に乗せる(=荷重ゼロ)とするのがマナー」という意見が散見される。

しかしその理由がよくわからない。
なぜおもりを軽く(あるいはゼロに)しなければならないのだろうか?
上記サイトなどを見てもイマイチ納得できる理由が見当たらない。
「マナーだから自明で議論の余地がない」という姿勢の意見すらある。

そこで先日、思い切って国内の大手ジム数社にメールおよび電話で問い合わせてみた。
問い合わせ内容は以下のようなものだ。

マシンを使用したあと、おもりをセットする位置の決まりはあるのでしょうか?
またシートの高さやレバーの位置についても、同様に使用後にもどすべき定位置があるようでしたら教えていただきたいです。
またどちらも決まりがあるのであれば、それはマナーレベルのものなのか、あるいは明確にルール化されているものなのか、かつその理由はどういったものなのかも合わせて教えていただければ幸いです。

この内容で、セントラルスポーツコナミスポーツクラブルネサンスゴールドジム、スポーツクラブNAS、エニタイムフィットネス、ティップ.クロス TOKYOに問い合わせをした。
結果、ひとつとしてそういったルールを設けている会社はなかった。
ルール化しているのはマシン使用後に汗を拭き取ることくらい、というのがほとんどの会社からの回答だ。
ここで注意してほしいのは、おもりについてルールがないのはマシンについてのみということだ。
フリーウェイトにかんしては、使用後ダンベルやプレートは元の位置にもどすことが義務付けられている。これもどこの会社も共通したルールだ。
また今回は基本的に本社もしくはその会社の運営するジムの中でも最大規模の店舗に問い合わせを行ったのだが、店舗によってはおもりやレバーなどの定位置をシールやはりがみで指定している場合もある、とのことだった。

というわけで結果としては面白味がないものではあったけれど、個人的にすっきりできたからよしとしたい。
どこか一社くらい理不尽な理由でルール化でもしててくれたら、ツッコミどころがあっておもしろかったに、なんて(笑)
この手の“マナー”って「エスカレーターでは右側をあける」とか「トイレを使用後はトイレットペーパーの先端を三角に折りたたむ」みたいに、根拠や整合性がないにもかかわらず同調圧力的に強制する人がいるからタチが悪いよね。(了)

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