ここからはじまる

何かがはじまる

音楽が集中力を高める理由

集中したいときに音楽を聞く、というのは古今東西よくやられてきたことだろう。
ベネッセのサイトにもこんなふうにある。

【メリット3】集中力や記憶力が高まる場合がある
リラックスや集中力に関わるアルファ波の発生を促す音楽は、集中力や記憶力を高める効果もあると科学的に証明されています。例えば、落ち着いたクラシック音楽や静かなジャズなどは特にアルファ派の発生を促すとされ、勉強に生かせると言われています。

 (出典:音楽を聴きながら勉強しても大丈夫? メリットと注意点|ベネッセ教育情報サイト

ふむ。
ベネッセともあろう会社が頼むからこういうときにソースを明示してよと思うんだけど、まあそれはいいとして。
ぼくも例にもれず何か作業しているときは音楽(ラジオかSpotify)を聞いている。

余談だけどSpotifyテイラー・スウィフトと仲直りしたんだね!さっき知った。
これでApple Musicの使いづらいアプリにこだわってる理由がなくなったから、さっきSpotifyに乗り換えちゃった(笑)

で、どうして音楽を聞きながらだと作業効率が上がるのだろう、という疑問に対するぼくなりの理論を書こうと思う。

いきなりだけど『透明な氷のつくり方』を知っているだろうか。
自宅の冷凍庫で作る氷は、白くにごっている場合が多い。
一方市販されているロックアイスや飲み屋で提供されるロックアイスは、透明度が高く透き通っているものが多い。
白くにごってしまう原因のひとつが、水に溶け込んだ空気だ。
水を冷却すると周辺部から凍っていき、中心部に空気などの不純物が濃縮されていく。
自宅でつくった氷の中心部に、白く気泡などが残ってしまうのはそのためだ。

では市販されているような透明度の高い氷はどのようにつくられるか。
もちろん様々な技術、工程が組み合わされているのだが、そのひとつに「空気を吹き込む」というものがある。
『エアレーション』とよばれる工程だ。

エアレーション(aeration)
空気にさらすこと。空気を通すこと。特に、魚を飼う池や水槽などで、水中に空気を溶かしこむこと。下水処理の場合は曝気(ばっき)ともいう。気曝(きばく)

出典:エアレーションとは - コトバンク) 

白濁の原因となる空気をあえて送り込むというのは一見矛盾に思える。
原理としては、空気を送り込み撹拌しながら凍らせることで、溶解している空気など不純物の逃げ道をつくり、氷に気泡が残らないようにするというものだ。
氷ができる様子はこの動画がわかりやすい。


THE MAKING (241)純氷ができるまで

翻って、作業中に聞く音楽というのは、製氷におけるエアレーションのようなものなのではないか、とぼくは考える。
一見音楽という作業には不要な情報(不純物)を脳に送り込むことは、集中力を阻害するように思える。
しかし実際は音楽というある一定のまとまった情報を入れることで、その他の集中阻害要因(周囲の雑音や、雑念、煩悩など)の逃げ道をつくってあげているのではないだろうか。
気が散ってしまう原因になっている細々とした要因たちを、音楽という大きな情報でガス抜きしている、ということだ。

もちろん荒唐無稽で非科学的な論理であることは承知の上だけど。
他愛もない意見として読んでくれたらうれしい。(了)

***