ハラガク

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ビューティフル・マインドを観たよ

昨晩ふと思いついて観た映画『ビューティフル・マインド』。

(AmazonPrime先生ありがとう)

いやあ、衝撃でしたよ。

※以下ネタバレ注意

ラッセル・クロウ演じる主人公のジョン・ナッシュ

ジョン・ナッシュといえばゲーム理論

ゲーム理論といえば囚人のジレンマ

しゅうじん‐の‐ジレンマ〔シウジン‐〕【囚人のジレンマ

ゲームの理論における重要な概念の一つ。二人の容疑者が別室で尋問され、一方が自白し、もう一方が黙秘の場合、前者は釈放、後者は10年の懲役となり、二人とも黙秘の場合は懲役1年、二人とも自白の場合は懲役5年となるとする。この条件のもとで二人が最大の利益を得るためには二人とも黙秘することだが、相手の裏切りを恐れて結果的にどちらも自白するというジレンマが生じる。個人が自らの利益のみを追求している限り、必ずしも全体の合理的な選択に結び付くわけではないことを示している。
(出典:囚人のジレンマ(しゅうじんのジレンマ)とは - コトバンク

というわけでについて映画は囚人のジレンマの実写版というか、その理論を用いたゲームとかサスペンスのシーンがあるのかとおもったら、ちがうんだね。

ノーベル経済学賞をも受賞した彼のゲーム理論自体は大学院時代にできあがっていて、冒頭でちょっぴり触れられる程度。

残り統合失調症に苦しんだ彼の半生を、執念深く描いた作品だった。

きっついよね。
自分の認知する世界を否定される苦痛は幾ばくのものだろうか。

我が身に起こっているとしたら―そしてぼくがそれを自覚していないだけだったとしたら―と想像するだけで、筆舌に尽くしがたい恐怖を感じる。
実在の人物(撮影当時は存命だった)の人生を描いているだけあって「最後にはすべてうまくいきました」というクライマックスではない。
いや最後ノーベル経済学賞を取れたことは大変よろこばしいが、それまでの道のりがあまりにも険しく壮絶すた。
それだからこそ、人間存在の危うさと、脆さと、強さをヒリヒリと感じさせられる映画であった。(了)