ハラガク

の、ブログ

メガネとブラジャー

ぼくはメガネをかけている。

小学2年生のときにかけはじめて以来20年近くの付き合いになる。

高校の文化祭では、全校生徒が選ぶ「◯◯な人ランキング」で1年生ながらメガネドレッサー部門第3位に選ばれたし、大学生のときはメガネ好きが高じてメガネ屋でアルバイトをしていた。

挙げ句の果てに新卒でそのままそのメガネ屋に就職した過去もある。農学部卒なのに。

つまり、ぼくはメガネが好きだ。

そんなメガネを愛してやまないぼくだから、メガネについて語るべきことはたくさんある。

今後折に触れて、このブログでもメガネについて書いていくことになるであろう。

***

今回はその中でも、メガネドレッサーのぼくがどうしてもどうしても許せない非メガネドレッサーの発言について書く。

「メガネとってみろよ」

これだ。

メガネ・とって・みろよ

一体お前はなにを言っているんだ。

一体・お前は・なにを・言っているんだ。

コンタクトレンズやレーシックといった技術が普及したこのご時世に、あえてメガネを選ぶのはなぜか。

メガネをかけたほうがマシに見えるからである。

日常的にメガネをかける人間の7割はそういった理由でかけつづけている。(※眼の疾患などでやむを得ずメガネを選んでいるケースは除く)

メガネというシールドなしで素顔で戦えるなら最初からそうしているし、したがってイケメンなり美女なりはメガネを安易にかけるべきではないと思うし、高校3年生のとき絶対メガネドレッサーでグランプリをとれると踏んでいたのに高3になって授業中にだけちょこっとメガネをかけはじめるようになったテニス部のイケメン佐藤くんにまんまとその座を奪われてしまった恨みは未だに晴らせていないのだ。あの野郎。

なんの話をしているのだ。

そう、メガネをかけている人間に安易にメガネを外すことをお願いすべきでないのだ。

例を挙げよう。

あなたは女の子にいきなり

「ちょっとブラジャー外してみてよ?」

と訊けるだろうか?

「君っていっつもブラつけてるよね。たまには外してみてよ」

と訊けるだろうか?

世間ではそれをセクハラと呼ぶ。

翻って、普段メガネをかけている人間にみだりにメガネをはずすようにせがむこともまた、ハラスメントなのではないだろうか?

メガネ(glasses)+ハラスメント=グラハラ

である。

思い起こせばぼくはこれまでの人生において、数え切れないほどのグラハラを受けてきた。

「なあ、ちょっとメガネとってみろよ」

奴らはニヤニヤと薄ら笑いを浮かべながら、あくまで無邪気に言い放つ。

ぼくがちょっとでも渋ろうものなら

「なんだよ別に、減るもんじゃないし。ちょっとだけだから、な?」

ぼくがおずおずと外すと決まって

「うっわ~ふつー…ってか顔うっす」

そんな忌憚のない無神経な感想を吐き捨てるのだ。

うるさい黙れ。お前はぼくの素顔になにを期待していたのだ。

これがブラジャーであればワンチャン乳首がある。

だがメガネの下に乳首はない。

これはぼくの人生における重大なテーゼである。

メガネの・下に・乳首はない

あるのは羞恥心だけだ。

その文脈において、ぼくがメガネを外すというのはブラを外すのと同義である。いやブラ付けたことないけど。

あなたはその覚悟を持って訊いているのだろうか?

だからぼく声を大にして言う。何回だって言う。

ノーブラ派の女の子が大好きです、と。(了)