合計9回の引っ越しを経験したぼくに訪れた3つの気持ちの変化
こんにちは、ガクです。
ぼくは25年の人生の中で合計9回にのぼる引っ越しを経験してきました。
これまでの引っ越しヒストリーは以下の通りです。
長野➔種子島➔長野➔名古屋➔北海道➔宇都宮(市内で1回)➔東京(高円寺➔目黒➔高円寺)
また栃木での学生時代に、運転免許合宿のために島根に1ヶ月ほど住んだこともありました。それもちょっとした引っ越しでしょうか。
というわけで今回は、これまでの経験をもとに、ぼくが引っ越しを通じて感じた気持ちの変化3つをシェアしようと思います。
1.人や物に執着しなくなる
これは本当にその通りで、あんまり何かにこだわりを持たなくなります。とくに学校の友だちとか、地域のコミュニティとか土着的なものには。
こだわってたらその場所から離れられないですよね。
ぼくは何も引っ越し自体を目的として引っ越してきたわけじゃなく、つまりそれなりの事情があって引っ越しを繰り返してきました。
けれど引っ越しを繰り返すうちに
「ああ、今住んでいる場所を離れることで現状がよくなるなら引っ越しちゃえばいいんだ」
という気づきを得られました。
2.どこに行こうが人間社会って人間社会なんだなって知る
ぼくは北は北海道から南は鹿児島県、それも種子島という離島に至るまで引っ越しを経験してきました。
結論として、どの地域社会やコミュニティも、規模や体裁がちがえどやってることはだいたい同じだなということがわかりました。
どこ行っても嫌なヤツやロクでもないヤツはいるし、いじめもけんかも存在する。
でももちろんそれに負けないくらい、おもしろいヤツや変わったヤツもいて、どこにいても輝いているヤツもいる。
当たり前のことだけど、しみじみ感じます。
ここでぼくが得た教訓は
「嫌なヤツやムカつくヤツはどこにでもいるんだから、今自分がいる場所でがんばりなさいよ」
ってことじゃありません。
むしろぼく自身、その場所がどうしても合わず、それがきっかけで引っ越したこともあります。
嫌なヤツから「逃げる」っていうより、気の合うヤツを「探す」っていうことに期待して引っ越してもいいと思います。
3.引っ越すことに抵抗がなくなる
まあ当然ですね(笑)
引っ越しなんて屁でもないって笑い飛ばせるようになります。
引っ越しってあんまりしたことない人にとっては、一大イベントに感じられるのではないでしょうか。
確かにお金も時間も労力も使います。
ぼくも引っ越しをするたびにくたくたになります。引っ越し直後に疲労から風邪を引くこともしばしばです。
でもそれを差し引いても得られるものがあります。それは何か。
「心のゆとり」です。
1と2で書いたこととも重複しますが、国内で引っ越すぶんにはどこもえらく変わらないんです、よくもわるくも。
今その場所での生活が満足できない。でも結局どこ行っても生活は変わらないかもしれない、いや、わからない。
「それならせっかくだし、変わる方にちょっと期待して、今の場所を離れよう。」
くらいの気持ちで引っ越しができるようになりました。
この姿勢を身につけたことでずいぶん楽になりました。
――
さて以上「ぼくが引っ越しを通じて感じた気持ちの変化3つ」でした。
個々の引っ越しにまつわるエピソード(引っ越すことになったきっかけ、引っ越しの失敗談など)も今後書いていければと思います。
それでは今回はこのへんで!ガクでした。